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抗がん剤

組織球性肉腫は2つに分類されるらしく
①単発性  局所性組織肉腫
②多発性  播種性組織肉腫

ののかの場合はこれまでのCT検査等から①の局所性組織肉腫と考えられるらしい。
(肺の原発性)
しかし、この病気は進行が早く転移もしやすい極めて性質が悪い悪性の腫瘍(がん)
ネットでいろいろ検索してみたら
ののかの症例に近い症例がやっと一つ見つかった

ミニチュアシュナウザー8歳(確か2013年のデータだったと思う)
ののかのようにちっちゃい子はヒットしませんでした
そのミニチュアシュナウザーの子は
呼吸が荒く咳をするということがあり病院へ
そしてレントゲンで肺に腫瘍が見つかります。
(ここがののかの無症状とは異なりますが)
左の真ん中の肺葉に3.5センチ
前縦郭のリンパ節に腫れがあり
(ののかは後葉に1センチ~1.5センチほど)
手術は、肺葉の摘出、リンパ節は温存
病理の結果は組織球性肉腫(肺原発の)
肺葉の摘出で呼吸困難と咳の症状は改善
しかしすでにリンパ節への転移があったため
予後は厳しいと考えられたそうです
オーナー様の希望で消炎剤と咳の治療をメインに行うことになり
その後10か月の生存期間があったそうです。


ののかは抗がん剤の治療を開始しました。
抗がん剤の副作用は人間の場合とは少し異なるようです。
副作用の全くない子もいると言う事も聞きますし
副作用が強く出る子もいるようです。
ののかの体調を見ながら進めていきます。
ののかが使う抗がん剤は「ロムスチン」と言われるものです。
経口剤です。

24日、血液検査の結果、今の状態であれば使えると言う事でした。
確かに、・・・・。まだCRPはまだ高い数値でしたが
前回6.9が今回は3.9に下がっていたのと
新しい血液を作ろうとする動きがみられると言う事でした。
そうすれば貧血の数値がもう少し良くなるはずであるということでした。
また、ののか自身もまた体重が増えて元気に過ごしています。
24日同日に病院にて経口投与してもらいました。
扱いに十分な注意が必要になります。
劇薬扱いです。その様な物をののかの体内に入れることに
不安はないと言えば嘘になります。
しかし、ある程度の効果は期待出来ると言う事もあります。
治療を開始しなければ・・・・
手術による切除のみの場合は生存中間値は5か月とされているようです。
あくまでも、生存中間値です。

抗がん剤の注意点ですが
排泄物は手袋をしてすぐに片付けること。
排泄物を本人が踏んだりしてしまってもいけません。と言われました。
これまでに、踏んでしまったりということなどありませんでしたが
油断してはならないと思います。今まではなかったけれど・・・でも絶対にないとは言えないからです。
念には念を入れ過ごしています。
3日間はきっちりと間違いがないように過ごさなければなりません。
それを過ぎてしまえば大丈夫だそうです。
そして、副作用があるとすれば、3日、4日~1週間の間頃に
下痢や嘔吐があると言う事でした。
あとは骨髄抑制と言われています。
これに関しては血液検査で様子を見ていきます。
次の診察日は何もなければ31日です。

昨日からきょうのののかの体調は問題ありません。
日中の日が差している時にお外に出してあげると
とても喜んでいました。
夕方のアナのお散歩のときにも一緒に行きたがりましたが
午後3時頃のきょうはとても寒かったのでおうちで待っててもらいました。
ご飯もよく食べています。

ののかが元気なので
重病を抱えた子と言う事を時として忘れてしまうことがある反面
ふとした時に、
ののかは来年の桜が見られるのだろうか?
この子に夏は来るのだろうか?と思ってしまうこともあります。
本当に、ふとした瞬間ですが。


病院の待合室で
目の先は他のわんちゃんです。
私の躾がなっていないので、ののかだけは他のわんちゃんが気になって
吠えちゃうことがあるんです~
よっちゃんも、もみちゃんも、アナもおとなしく待っているタイプなのですがね・・・

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とても珍しい光景なのです
アナとのんちゃんがくっついて寝る姿

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アナの方からののかのベッドに入っていったのです
もみとののかはいっつもこんな感じでしたが・・・・


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きょうのののか お昼寝中

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こうしているとまだフルコートのように見えますね・・・・

明日以降、下痢等の症状が出る可能性があるので
お尻回りの毛を先程ラッピングしました


この病気は本当に症例が少ないです。
罹患しないに越したことはありません。
誰にも罹ってほしくないと心から思います。
しかし、
うちの子たちは、食事に気を使い添加物等のない
良質のドッグフードを選んでいました。
ストレスを感じることなくのんびりと日々過ごさせてきたつもりです。
同じような生活環境にありながら
アナは健康で今のところ過ごしています。
この病気の原因はわかっていません。
非常に稀な病気ではありますが罹ってしまう子もいる。
自分自身やののかの為でもありますが
日々の様子など、これからも綴っていこうと思います。
また、前にも書きましたが
治療や手術等の費用も、余裕が在るときに記録しておこうと思います。





# by terra0426 | 2021-12-26 19:54

夕方の診察

我が家の前のお孫さん達が
うちの子達をとっても好きでいてくれてる

ののかが元気な時はお散歩に一緒に行ったり
我が家で遊んだりもしていた

ののかが体調を崩してからは遠慮してくれていた

昨日、久しぶりにご対面したそう
お姉ちゃんの気配を感じたら
ののか、リビングからサンルームへ駈け込んで来て
とっても喜んだそう
よかったね!のんちゃん
「嬉しい」「楽しい」と思う事を一つでも多くと思う

ご飯もしっかり食べて
お散歩に行きたがり、・・・・よく吠えてる
100%元気とはいかないが
落ち着いているといった感じかな

昼間は元気な様子だけれど
私が帰宅するとベッドに入り込んでいることがほとんどなので・・・・
やはりだるいのかもしれない

夕方の診察に私がとてもドキドキしている



# by terra0426 | 2021-12-24 12:34

組織球性肉腫

ののかの病名は組織球性肉腫といいます。
症例の少ない病気です。
組織球性肉腫とはどのような病気なのかと簡単に言うと

組織球性肉腫はバーニーズ・マウンテン・ドック、ゴールデン・レトリバー、フラット・コーテッド・レトリバー、ロットワイラーに発症の多い癌の一種です。 癌の中でも極めて悪性度が高く急速に全身へ転移し、死亡する事が知られています。

引用させて頂きました。

上記にも書かれているように急速に全身へ転移することがあるようです。
病理の結果にも同様の事が書かれていましたし、担当の先生にも言われました。
うちの子達が通っている病院で2例ほどあったそうですが
いずれのわんちゃんも症状があってから治療にはいり(抗がん剤治療)
僅か1ヵ月程で亡くなったと言う事です。

担当の先生は
肺の腫瘍は偶発的に見つかったもので
ののかの場合は、症状がないところから始まっているので・・・・
とおっしゃっていましたが・・・
本当にそうなのかな???
ずっとCRPが高く体調を崩していて
それは歯周病や胆嚢が関係していると言われてきましたが・・・
じつは根底で癌がすでに発生していたのではないだろうか???と考えてしまったり・・・
でも、もしそうだとしたら・・・今ののかはここにはいないか・・・・とも思えるし・・・


歯科処置と肺の切除を同時に行ってよかったと言う事です。
先に歯科処置を行い、肺を後にしていたら
病気の発見は遅れていました。

肺の手術の後はののかの回復はとても早く
退院も予定より早くそして退院してからは元気になっています。

しかし、また、しかしなのです。
抜糸の日の血液検査がどうしても私には引っかかるんです。
それまでのCRPの数値はずっと>7.0でした。
これは前にも記しましたが7.0かもしれなし10.0超えかもしれない・・
新しい機械なので7以上は出ない・・・これもなんかちょっと厄介だと思います。
抜糸の日のCRPは6.9でした。
おかしくない????歯科処置したのに???肺の腫瘍も取ったし・・・
胆嚢だけでここまでの数値が出るの???
抜糸の日は病名を聞いてしまったのでここまで考えは及びませんでしたが・・・
今になると・・・
本当はもう転移しているのでは???と・・・・・
そう思えてきちゃうのです。

24日にまた診察があります。その際に先生に聞いてみようと思います。

24日から、抗がん剤治療が始まるのかその日は今後の日程等のお話で終わるのか
わかりませんが
ののかは抗がん剤治療に入ります。
抗がん剤についても詳しく先生からお話を聞かなければなりません。

抗がん剤治療に関して、迷いがなかったわけではありません。
症例の少ない病気で
ネットで検索してもあまり出てきません。
ヒットしてもみな、大きなわんちゃんで
ののかのようなちびちゃんはいませんでした。
ののかが、あまりにも小さいと言う事での不安もあります。
しかし、無治療であれば
余命は一か月と言われている病気なのです。

一日一日が・・・・
きょうも元気だった・・・ご飯も食べた・・・よく吠えてた・・・
お散歩に行きたがって大騒ぎだった・・・・
変わったことはなかった・・・きょうも無事だった・・・
そんな毎日です。
怖いです。これが本音です。
これからどのような経過を辿っていくのか・・・
明るく元気に前向きに、なんてのは正直無理です。
勿論、家族やののかの前ではそのような姿は見せませんし
今の自分の本音などは言いません。
でも心の中は「怖い」

よし子のように、18歳10ヵ月まで過ごせる子もいれば
もみちゃんや、ののかのように
病気になってしまう子もいる・・・
しかも容易い病気じゃない・・・・

気持ちを明るく前向きにはまだできないけれど
ののかを支えるし、出来るだけの事はしてあげたい
ののかは、こんな私が大好きだから、
私たち家族がののかにとっての一番だから
私たちはとことん病気と付き合うよ


アナの健康診断は異常がありませんでした
安心しました
今回はエコー検査はしませんでしたが
年齢が年齢だけに半年後にはエコー検査を進められました。
アナの年齢は推定で12~14歳
まだまだ活発で元気ですが、シニアであることは事実です。
もう半年に一回の健康診断にしなければなりませんね。





# by terra0426 | 2021-12-22 16:09

肺腺癌ではなかった

ののか、抜糸でした。

病理の結果が出てました。

肺腺癌ではありませんでした。
もっと悪い物でした。
少し落ち着いたら書こうと思います。
結構キツい。
肺腺癌であったなら、どんなによかったことか・・・



ののかは元気なのに・・・・・
信じられない。





# by terra0426 | 2021-12-20 16:57

ヒートワンで暖かく

ののか
20日に抜糸予定

この日にアナの健康診断も予約しました
正直、ちょっとドキドキです(アナ)
ずっと、ののかに偏ってしまっていたので
早くアナの健康診断を、と思いながらも
のんちゃんのことで精一敗でした

そして、また、病理の結果が出ていたら・・・
これも正直、怖いです、不安です



きょうは寒いです
のんちゃん、胴体には毛がほとんでないので
ヒートワンのお洋服を何着か用意しました
(デザイン性よりも機能性を重視です)
勿論、アナもお揃いで

私が出勤するお時間は2わんまだ眠い~
そんな今朝の2わんです


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ヒートワンで暖かく_b0347321_15435493.jpg

# by terra0426 | 2021-12-18 15:53

3わんだった頃~癌に罹患してしまったののかの事やシニア犬アナの日常


by terra0426